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探偵はBARにいる~すすきの探偵シリーズ~

”探偵はBARにいる”

探偵はBARにいる

この作品に出会ったのは2年前の映画公開がきっかけでした.
それまでもすすきの探偵シリーズという作品名は聞いたことがあったのですが,お目にかかることはありませんでした.

もともと私はバーが大好きで医者でなければバーテンダーになっていたんじゃないかと思っています 笑

というような経緯もあり,映画の告知が渋谷に貼られた時は非常に興味をそそられました.
探偵役は大泉洋,相方が松田龍平という渋いチョイス.

探偵役は大泉洋,相方が松田龍平

”探偵はバーにいる”は原作では1作目なんですが,映画の1作目の内容は原作2作目の”バーにかかってきた電話”のものとなっています.

物語はススキノで便利屋をしている主人公の”オレ”の語り口調で進む部分と,普通の部分に分かれますが
とにかく,語りのテンポがいい!!

これは映画にも小説にも言えることなんですが,この作品は全体を通してすごくテンポがよく,次々に場面が切り替わります.
主人公にもハードボイルドにありがちなカッコよさはないんですが,ちょっとカッコよく信念を持っている”オレ”はスゴく味がある存在感を出しています.
(作者,東直己の一部分身みたいなところもあるんじゃないかと個人的には思っています)

そしてなんといっても携帯を持たない”オレ”が連絡先にしているBARケラーは本当に行ってみたいBARの一つです.
残念ながらケラーというBARはないらしいのですが….
ススキノを地域研修で訪れた際には思わず探してしまいました.

医者でなければバーテンダー

起こる事件も歓楽街ならではのもので,
チンピラ・キャバ嬢・オカマ・教師・子ども・婆さん・経営者・ヤクザ・政治家・コールガールなどレパートリーに富んでおり,
その全てをススキノという街が包括している感じとそれを次々となぎ倒し,愛し,助け,導く”オレ”がなんともキレがある!!

男なら皆一度は憧れた,日本型ハードボイルドの総括がこの作品にはあります.
もちろん女性にもオススメですよ,
ちょっと下品なところもありますが…笑

探偵はBARにいる
探偵はBARにいる

映画に出会ってすぐに,ススキノ探偵シリーズ全巻(最新刊まで)を読破してしまいましたが,
大きな時間の流れのなかで”オレ”が変化していく様,飲む酒が変化していく様も非常に面白いと思います.

とにかく皆さん観て,読んでみてください,ハマること間違いなしですよ!!

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ryo

ryo

6年目消化器・内視鏡医師です。 日々の経験や症例を紹介しながら役に立った書籍や論文を紹介していこうと思っています。 まだまだ若輩者ですので色々とアドバイスなど頂ければありがたいです。 また私の好きな小説や趣味の世界についても紹介しようと思っていますので、こちらも気が向いたら立ち寄って下さい。

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